| No.11 | アジア、ヨーロッパへの旅 |
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■結局、1995年の年末12月31日で、16年間路面店で営業したペパカフェは閉める事になった。12月中は友達が毎日ペパカフェに飲みにきた。殆ど毎日朝まで飲んだ。 僕は飲みすぎで食道の血管が切れて吐血してしまい、入院する羽目になってしまった。 12月31日には仮退院させてもらい、牛乳で乾杯をした。長い間いろんな思い出をありがとう! ペパカフェよ、お疲れさんでした。地下で1年後にリニューアルする時はまた頼むぜ! ■ペパカフェ最後の日は感傷的になった。朝までみんなと店で過ごし、井の頭公園で初日の出を拝んで帰った。そして96年の1/10にはブルドーザーが入りペパカフェを跡形も無く壊してしまった。 ここにビルが建つのは1年後だ。この1年間を僕は旅行に費やす事に決めた。半年間は日本国内を旅行した。5月から1ヶ月間知り合いの中華料理屋の店長を引き受けた。 ■この店はスタッフの殆どが中国本土から来た人達で調理場の人は日本語ができない。大昔に勉強した北京語の単語を並べて、コミニケーションをとった。1ヶ月だけの引継ぎの店長だったがこれも良い勉強になった。そして約5ヶ月間の旅行に出発した。
■人もいいしワインも安くて美味かった。バルセロナに残るガウディの作品は素晴らしかった。サグラダ・ファミリアでは圧倒されしばらく見とれてしまった。グエル公園のモザイクも美しかった。「これも新しいペパカフェに取り入れよう!」もうデザインの一つに決まった。 ■全ての国で一番若者に人気の有る店を見て周った。調べ方は簡単。お洒落な服屋さんの店の子に聞けば良い。「この町で今一番人気のある、遊び人の集まる店を教えてよ!」親切に教えてもらいその夜に遊びに行くと、教えてくれたその子と友達が来ていた。もう友達だ。この店で日本人が珍しいのかこの店の常連のホルヘンが友達を皆紹介してくれた。ここで知り合った皆と毎晩の様にクラブやディスコを朝まではしごして飲んだ。 ■ 僕の中には新しいペパカフェのBARカウンターはこの店のカウンターをヒントに作るアイディアが浮かんでいた。
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